用宗が舞台の「レプリカだって、恋をする。」
第29回電撃小説大賞では大賞受賞、第11回静岡書店大賞では"映像化したい文庫部門"1位に輝いた小説 「レプリカだって、恋をする。」
用宗が舞台となっている作品です。主人公は素直という少女が生み出したもう一人のレプリカ(分身)ナオというユニークな設定。
ナオは素直が学校に行きたくない時に素直の身代わりに生活しているのですが、ロボットとは違いナオ個人としての感情が存在します。文芸部で一緒の真田くんに想いを寄せるという青春ラブストーリーで、読み進めるうちに世界観に引き込まれていきます!
作者の榛名丼先生が静岡市出身で、地元を舞台にしたリアリティのある作品を作りたいと描かれた小説だそうですよ。
用宗以外にも日本平動物園や浜名湖、掛川花鳥園など県内各地の様々な名所や施設が登場し、細部まで細かく描写されていてリアリティが感じられます。
静岡出身の方にとっても馴染のある場所がたくさん登場するので、地元が身近に感じられる作品です。
用宗みなと温泉やみなと横丁も小説の第3巻に登場してきますよ!地元ならでは「あるある」も出てくるので思わずクスっと笑えるシーンも。
原作小説とともに、コミカライズも発売されているので、 ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。