
国内流通量わずか5%、高品質のコーヒー豆を使用したスペシャルティコーヒーを取り扱う、用宗のコーヒー豆焙煎所をご紹介します。購入前に試飲ができるので、ハズレなしで自分好みのコーヒー豆を購入することができますよ!
スペシャルティコーヒーを多くの方に届けたい

2024年3月、静岡市駿河区用宗のハットパーク用宗1階にオープンした燃虎珈琲。カフェではなく、コーヒー豆の焙煎と販売を行うお店です。今回は店主の芦田さんに、お話を伺いました。

燃虎珈琲は、より多くの方にスペシャルティコーヒーの魅力を届けるべくオープンされたコーヒー豆焙煎所!世界三大焙煎機メーカーの一つとされる、ドイツのprobat社の最新の焙煎機を導入し、日々焙煎を行なっています。
日本一の焙煎士・阪田正邦さん監修「オリジナルブレンド」

コーヒー焙煎の専門家たちがその技術とセンスを競い合う「JCRC(Japan Coffee Roasting Championship)」。燃虎珈琲では、2019年度JCRCで優勝経験を持つ焙煎士・阪田正邦さんを定期的にお店に招き、コーヒー豆を選別するハンドピック、実際にコーヒーを淹れてテイスティングをするカッピングなどの技術指導を、スタッフ全員で受けているそう。美味しく飲んでもらいたいので、気になることはなんでも聞いてと、スタッフのたきもとさん。「スペシャルティコーヒーを飲むと、今まで飲んでいた普通のコーヒーが飲めなくなった。それくらい美味しい。」とスペシャルティコーヒーの魅力を語っていました。

燃虎珈琲では、阪田さんが監修した「燃虎珈琲オリジナルブレンド」を販売しています。エチオピア2種、グアテマラ、コロンビア、それぞれ特徴を持つ、産地の異なるコーヒー豆をバランスよくブレンドしたコーヒー豆になっています。
試飲をして自分好みのコーヒーと出会う

燃虎珈琲では、一部の商品を除き、コーヒーの試飲をすることが可能。コーヒーらしい苦味のある物、フルーティーな酸味が強めの物など、お客さんの好みにあったコーヒー豆を提案してくれます。2025年3月時点での商品ラインナップはこちらの4種類。
- 用宗ブレンド
- オリジナルブレンド
- コロンビア
- スムースブラジル
名前にブレンドと付くものは、数種類の豆をブレンドしており、コロンビアとスムースブラジルについては、シングルオリジンといい、1種類のコーヒー豆のみを使用しています。
用宗ブレンドは深入り、コロンビアは浅煎りで、果物のような酸味が活かされるように焙煎しているそう。2025年3月に、スムースブラジルが新登場。浅煎りであっさりした飲み心地です。ぜひ、お店で試飲をして、自分好みの味を見つけてください。
美味しくコーヒーを淹れるために

コーヒーを美味しく淹れるために大切なことを、店主の芦田さんに伺いました。
「一番大事なことは良い豆を使うこと。そして挽きたてを淹れる。コーヒーは鮮度が一番大切です。挽いたそばから酸化が始まってしまうので、飲む分だけ挽いて淹れて欲しい。そんな理由で、燃虎珈琲では豆の状態でコーヒーを販売しています。もちろん挽いてお渡しすることもできますが、その場合は一週間以内に飲んで頂ければと思います。」
燃虎珈琲のコーヒー豆は、ホットでもアイスでも両方美味しく淹れられるとのこと。コーヒーは、温度が冷たいと苦味を感じにくく、酸味を感じやすい。そのため、アイスコーヒーには深煎りの苦いコーヒーが向いていて、そのあたりのバランスも考慮してブレンドされているそうです。
「燃虎珈琲の豆は、ランクの高いスペシャルティコーヒーを使用していて、コーヒー本来の明るい酸味、甘い後味が楽しめます。味に関しては自信を持って提供しているので、ぜひ味わっていただきたいです。」
コーヒー豆の麻袋を使ったオリジナルバッグ

燃虎珈琲では、雑貨も販売中!コーヒー豆を輸入する際に、豆が入ってくる麻袋を再利用し、オリジナルの麻袋エコバッグを製造、販売しています。ぜひ手に取ってご覧ください。1点1点デザインが異なるので、自分だけのオリジナルになります。コーヒー好きな方へのギフトとしても喜ばれそうですね!
その場で飲めるセルフコーヒーも

お店では燃虎珈琲のドリップバッグをセルフで淹れて、テイクアウトでコーヒーを楽しむこともできます。1杯450円で、スタッフの方が淹れ方をレクチャーしてくれるので、自分でも美味しいコーヒーを淹れることができますよ。すぐ近くのfes coffeeでは用宗ブレンドのエスプレッソを、ハットパーク2階の燃虎curryでは、アイスコーヒーが味わえます。
珈琲好きの皆さん、ぜひ一度ハットパーク用宗の燃虎珈琲に足を運んで、スペシャルティコーヒーの美味しさを体験してみてください。
文/写真 よれちゃん
静岡のグルメ情報:もぐもぐしずおか